想う


らいふいずぐっどLIFE IS GOOD

ずっと前から好きな言葉です、シンプルにこれに尽きると思います。

住まいが全ての根源にあると考えます。それぞれの生活、朝・昼・夜と仕事もその人達によって様々です。しかし家に帰って来て、またソコから外の世界へ。その毎日の中で、触れて、感じて、囲まれている空間は、便利や快適性だけで豊かになれるとは思えません。

不必要に思われる空間があった方が、後になり気付く。もしくは、気付かなくとも、そこに住まい手が新たな利便性とは違う楽しみを見つけてゆくものだと思います。別に不便性を薦めている訳では決してありません。ただ毎日情報など何から何まで。こちらが求めずとも向こうから更新され、アップデートされていき、設備も含め最新を手にしたとしても一年も経たずに旧型扱いの時代です。それならば多少の不便・多少の旧型でも豊かな空間・生活動線・カッコ良く自分のままで居れる、自分達の家でこの場所が好きだという想いが生活していく中で一つずつでも増えていったら、とても素敵な事だと思います。

らいふいずぐっどは人により様々で曖昧です。それを設計を通し、話し合い、形にし、線で図面に表現し、最終的には具現化し、目に見える建築という形にしていく。そして、そこで送っていく楽しくカッコイイ毎日が送れるお手伝いが出来ればとゆうのがボクの想いです。

VARIABLE-可変-


時と場合によりますが、設計するにあたり基本的な考えとして持っているポリシーがいくつかあります。以前のボクもそうでしたが、例えばこの部屋にはこれを置く。この部屋は、この用途で使う。ここには移動も出来ないように造り付けの本棚や家具をデザインするといった事です。

もちろん、この部屋はこの用途に!ここには造り付けの家具とゆうのも必要です。ただそれが普通として考えているというのは、危険でも在ると思います。 因みにお寺では、よく造り付けはあります。とゆうか全てそうです。しかしあの空間は、言うなれば作業場であり住居ではないのでそれが正解なのでしょう。住宅には可変性が好ましいと考えます。やはり生活していくと何が起こるか分からない、最近では自宅でのワークスペースの確保でしょうか。突然新たな空間を求めても完成してしまった箱の中では中々思い通りに行きません。

単純に考え方や、好みが変わったり家族が増えたりと、生活をしていくと必要になったり不必要になったりと・・・その時に対応できる空間であった方が良いと思います。いくつかの箱がありその空間をその時の事情や気分で変えていく、その時に彩れるシンプルな空間を提案したいと考えます。靴箱だから靴を置く・・ではなく今は靴箱として使っている・・その可変性が気付かないうちに余裕を持つライフスタイルになっていくものだと想っています。

MARGIN-余白-


余白。

と言っても建築だと中々、想像しづらい事と思います。

そしてオーナーによって、様々な余白の形や場所は大きく異なりますのでボクの自邸を例に上げます。

 

この写真は僕達側と両親側のアプローチになります。

大きさは、両方約6畳です、土間ではなく部屋でもない、屋外とは違く屋内ではない。この余白のプランに当時は反対されました、特に両親は世代的にも部屋はこうゆうものでしょう。という方程式を持っているので、この部分(アプローチ)を使えばもうひと部屋作れるだろうと色々ありましたが、父が建築家という事もあり柔軟に考えてくれたのだと思います、最終的には余白のある自邸で設計を進められました。

今では父親が誰よりもアプローチを使いこなしている次第です。読書家でもある父は朝、コーヒーを飲みながら本を読み、釣竿の手入れをし水槽を置きサカナを眺め、学校から帰ってきた孫とお喋りを楽しんでいます。反対していたことは忘れている事でしょう・・・

もんじゃ焼きをしたり、冬にはお酒を飲みながらおでんや鍋。

娘は工作好きで、よくアプローチで何かしらせっせと作っています。この様な余白は、自転車や雑多なものを置く場所では決してなく、生活を豊かにするツールだと考えています。どんなに近くに居ても、もっと言えば、すぐ隣に住んでいても壁一枚隔てて、動線次第では一週間顔を合わさないこともあるでしょう。

しかし、こうゆう余白で何か好きなことに没頭している中、通りかかったついでに一言二言、言葉を交わす。部屋として閉じていたら見れなかった景色でした。もちろん部屋は部屋として機能する空間として絶対不可欠です。ただ、それとは反比例する余白とは、プランの中で後回しにしたり、敷地に余裕があるならば作ろうか、ではなく、積極的に取り入れ優先的に考える空間だとボクは認識しています。

MY LIFE IS GooD-私生活-


家  族   構  成   妻 息子 娘 お隣さんにはボクの両親(要は二世帯です)。

 

趣             味     以前は音楽活動をしていたこともあり今でも音を作ったりしています。

          写真やイラストも好きです。

          APPLE好きでMacに触れていればそれで満足です。

 

休             日     家族でのイベント最優先。埋まらなかった日にちが休日です。

 

大 事 な こ と       完璧を求めるよりも前進することに価値がある。

 

大 事 な 言 葉       Imagination means nothing without doing.尊敬している人物の言葉で

         行動に移さなければその想像は何の意味も持たないと云う意味です。

         クリエーターの一人として肝に銘じている言葉です。

              

 性             格    ボクとしてはしっかりやっているつもりですが、妻や友達に言わせるとだいぶ抜けているらしいです。

                 (自分のことはよくわかっておりません)